三國無双未参戦武将大全①(魏呉編)
三國無双に未参戦でPC化し得るのではないだろうかと思われる武将をまとめたメモ
※人選、順序、所属勢力は個人の考えです。
魏
【所感】
近年の追加武将では特に軍師の充実にすごく勢いがある。また于禁、楽進、李典といった手堅いメンバーも順当にPC化しており、シナリオに一層の厚みを増してくれている。一方で後期の武将が晋に流れるため、物語を拡大するようなキャラの参戦は薄い。
今後の方針として、晋に対立する曹爽など後期の魏将を参戦させるか、または曹操時代の未参戦武将をさらに充足させていくか。物語前半は特に他の勢力に比べて層に厚みがすごくあるため、バランスを鑑みても、どちらに舵を切るかは課題と思われる。また曹操の家族が曹丕しかいないので、曹植や卞皇后あたり皇族の拡充も考えられる。
字は子廉。曹操の従弟。曹魏三代に仕えた歴戦の名将。お金大好き
◎最初期から付き従う古参の将で、出番が非常に多い。最有力候補か。無双8ではモブ武将ながらあらゆる場面に登場し、活躍を見せた。お金大好きをどうキャラ付けするのか楽しみ
文聘(ぶんぺい)
字は仲業。元荊州劉表軍の名将。亡主への忠義を曹操に讃えられた。対呉戦線で活躍
◎手堅い名将タイプ。よく名前見る
臧覇(ぞうは)
字は宣高。元呂布軍の降将。曹魏三代に仕え、仁義を通して歴戦で武功を挙げる
◎無双ブラストでのビジュアルが人気。呂布軍の拡充にも繋がる
朱霊
字は文博。元袁紹軍の降将。曹魏三代に仕えて戦い抜いた名将。その功績は徐晃に次ぐ
◎袁紹軍の拡充にも繋がる。曹操から気に入られてない不憫な感じをどう表現するか
程昱(ていいく)
字は仲徳。魏軍師。おじいちゃん。身長191cm、策略が得意
◎イケメン揃いの魏軍師チームにおじいちゃんを投入したらどんな化学反応が起きるのだろう
字は子建。曹操の子、曹丕の弟。詩歌芸術に秀でた天才肌。後継者争いで曹丕と揉める
◎皇族の中では最有力か。
卞氏(べんし)
字は子文。曹操の子、曹丕の弟で曹植の兄。ゴリゴリマッチョタイプ、武勇に優れた猛将
曹昴(そうこう)
字は子脩。曹操の長子であったが、宛城の戦いで戦死する
曹安民
曹操の娘、曹丕の妹。後漢の献帝に嫁いだ。兄・曹丕に玉璽を投げつけた豪腕
鍾繇(しょうよう)
字は元常。曹操の下で関中統治に功があり、魏の重臣となる。書家として名高く「鍾繇体」という字体を残した。英才の誉れ高き鍾会の父
李通
字は文達。曹操に忠節を尽くした侠将。赤壁大戦後、江陵で苦境に陥る曹仁を助けた。
呂虔(りょけん)
字は子恪。曹魏三代に仕え、長年に渡り善政を布いて徐州を良く治めた。
曹真
字は子丹。曹操の甥、曹爽の父。曹魏三代に仕え、諸葛亮の北伐を幾度にも渡って良く防いだ。演義では司馬懿に武功を奪われがち
字は元仲。曹丕と甄姫の長子、魏の二代皇帝・明帝。治世下で司馬懿が権勢を強める中、若くして崩御する
曹爽
字は昭伯。曹真の子。魏の大将軍まで昇るが司馬懿と対立し、高平陵の変(正始政変)で失脚
文欽
字は仲若。文鴦と文虎の父。曹爽と近しく、魏将として台頭する。司馬師に背いて毌丘倹と共に乱を起こすが敗れ、呉に亡命。諸葛誕とも仲が悪い
毌丘倹(かんきゅうけん)
字は仲恭。魏帝曹叡の代から活躍した。公孫淵討伐や呉討伐を指揮するが、戦果は芳しくない。司馬一族と対立し、文欽と共に叛乱を起こす
王凌
字は彦雲。優れた領国統治の才を持つ魏臣。満寵と仲が悪い。司馬一族と対立する。妹は郭淮の妻
何晏(かあん)
字は平叔。何進の孫で、曹操の養子として育った。文芸学問に多大な功績を残すが、曹爽と近しく司馬懿と対立する。とてもナルシスト
夏侯玄
字は泰初。夏侯尚の子。曹爽の親類で、何晏と並ぶ側近。一方で司馬師とも親交がある
曹髦(そうぼう)
字は彦士。曹丕の孫、魏の四代皇帝。鍾会に「武勇は曹操の再来」と評される。司馬昭の専横に危機感を募らせて対立する
王朗
字は景興。元会稽太守だが孫策に敗れ、後に曹魏に仕えて内政に尽力した。孫は王元姫
劉曄(りゅうよう)
字は子陽。曹魏三代に仕える参謀として、数々の献策を行った。攻城兵器の設計が得意
賈逵(かき)
字は梁道。賈充の父。曹操に才を見出され、魏の臣として活躍した。石亭では曹休の窮地を救う
田豫(でんよ)
字は国譲。公孫讃に仕えていたが、のち曹魏に帰服する。特に異民族討伐と統治に抜群の功があった。
郝昭(かくしょう)
字は伯道。曹魏三代に仕えた名将。陳倉城の戦いでは寡兵ながら専守防衛に徹し、諸葛亮を撃退した。
崔氏
曹植の妻。曹操に仕えた崔琰の姪。崔琰は姪の崔氏が曹植に嫁いだにもかかわらず、私情を捨てて曹操の後継には年長の曹丕を立てるべしと推した
王経
字は彦緯。農民の出身だが、才能を見出され大臣となった。司馬昭の専横に堪えかねた四代皇帝・曹髦がクーデターを画策した際、その無謀を諫める
馬遵(ばじゅん)
天水太守。姜維の元上司。諸葛亮の北伐を受けて、郭淮に従い抗戦した
丁夫人(ていふじん)
曹操の妻。子宝に恵まれず、実子でないものの曹昂を溺愛して育て親となる。しかし宛城で曹昂が戦死し、悲嘆に暮れる
曹純
字は子和。曹仁の弟。曹操の精鋭騎兵隊「虎豹騎」の指揮官に抜擢された勇将
夏侯恩
字は子雲。夏侯一族の将。曹操から青釭の宝剣を預かる。長坂の戦いで趙雲に討たれた。演義に登場する架空の人物
陳羣(ちんぐん)
字は長文。魏国の法整備に多大な功績を残した文官。九品官人法の制定で知られる
楊脩
字は徳祖。楊彪の子。才智に優れ、内政に従事した。曹植と仲良し。曹操の「鶏肋」という言葉を解して勝手に撤退の準備をする
華歆(かきん)
字は子魚。はじめ孫策・孫権に仕え、後に曹操に帰順し魏の重臣となった。清廉高潔で徳のある宰相。
辛毗(しんぴ)
字は佐治。辛憲英、辛敞の父。はじめ袁紹に仕え、のち曹操に帰順する。魏将として歴戦に従軍した。五丈原では諸葛亮の挑発に逸る諸将を押し留め、威厳を見せる
馬鈞(ばきん)
字は徳衡。稀代の発明家。水車や投石機の改良から機械人形の製作まで、高い技術力を誇る
呉
【所感】
程普、韓当や朱然など手堅い武将が近年やっとPC化してきた。まだまだ順当に参戦できる将は多いように思われる。また丁奉、徐盛といった後期に活躍した武将も少しずつ参戦している事から、呉シナリオにも後期を描く準備が整いつつある。その要として、陸抗の参戦が待望される。
無双8でもクライマックスは司馬昭の蜀漢征討にあることから、終盤の呉はフェードアウトしてしまっている。その時代の呉シナリオも描く構想があるならば、晋勢力の新武将参戦とも足並みを揃えて拡充していく必要があるが、大きな革新となるだろうからまだまだ時間は掛かりそう。
蒋欽(しょうきん)
字は公奕。元水賊。その武勇で長年に渡り孫呉を支えた。人望も厚い名将
諸葛瑾(しょかつきん)
字は子瑜。諸葛亮の兄。智略と人徳に優れ、孫呉の重臣として活躍した
字は幼節。陸遜の子。父に劣らぬ稀代の将帥で、晩期孫呉の支柱として歴戦を指揮した。晋の羊祜とは友達
字は休穆。武勇に優れた孫呉の名将。孫権の信任も部下からの信望も厚いが、ブチギレると怖い
凌統の父。孫策・孫権に仕える剛毅な武将であったが、黄祖との戦いで甘寧に討たれる
張昭
字は子布。智謀に長けた名参謀として孫策・孫権に仕えた。孫策をして「内政は張昭、外交は周瑜に」と遺言せしめた。赤壁の戦いで降伏を勧めたおじいちゃん
張紘(ちょうこう)
字は子綱。張昭と共に「江東の二張」と称された賢人。おじいちゃん
呉夫人
孫堅の妻。孫策・孫権の母。袁術に誘拐されたり大変な思いをしたが、子らを立派に育てた。孫権に「周瑜を兄と思うように」と遺言して赤壁の戦いを前に死去
呉国太(ごこくたい)
三国志演義に登場する架空の人物。呉夫人の妹で、孫堅の第二夫人。孫尚香の母。劉備の仁徳を見極め、娘との婚礼を許した
孫翊(そんよく)
字は叔弼。孫堅の三男で、孫策・孫権の弟。兄の孫策に似て武勇に優れた。酒癖の悪さは孫権似
徐氏
孫翊の妻。才色兼備で卜占に通じる烈女。暗殺された夫の仇討ちを心に誓う。(孫権の妻にも徐氏がいるが、別人)
字は大虎。孫権の娘。父の後継を巡って陰謀を画策し、讒言や暗殺を繰り返して泥沼の皇位継承争い「二宮の変」を招き、孫呉衰退の一因を生じさせたワガママお嬢様系
孫魯育
字は小虎。孫権の娘、孫魯班の妹。姉の陰謀により無実の罪で誅殺された。悲劇のヒロイン
孫皓(そんこう)
字は元宗。孫権の孫。呉の四代皇帝。粗暴で驕慢、酒色に溺れて暴政を行ったため国力は衰退し、晋の司馬炎により滅ぼされた。
虞翻(ぐほん)
字は仲翔。孫策・孫権に仕えた賢人。聡明な才で、敵将を説得し度々降伏させた。ただし正論をストレートに言い過ぎるため協調性に欠け、「狂直」の異名を取る
字は君理。孫家三代に仕えた古参の名将。姉の子・朱然を養子に引き取り育てる。
呂範
字は子衡。元袁術軍の将。孫策・孫権に仕え、長年に渡り武功を以って孫呉を支えた。容貌魁偉、豪胆な熱血漢
劉氏
呂範の妻。郷里の豪族の娘で、若く貧しい頃の呂範と婚姻を結ぶ。劉氏の父は呂範の人相を見て、これは只者でないと見抜いていた
潘璋(はんしょう)
字は文珪。孫権に仕えた将。関羽討伐や夷陵戦役において武功を挙げ、陸遜・朱然と共に活躍した。お酒大好き
呂岱
字は定公。孫権の代より呉に仕え、歴戦を指揮した。九十六歳まで生きた長寿将軍
孫韶(そんしょう)
字は公礼。呉の皇族出身の将。徐盛、丁奉らと共に対魏戦線で活躍した。
顧雍(こよう)
字は元歎。孫呉の丞相。聡明で才智に優れ、人徳もあって皆に慕われた。お酒は一滴も飲まない
朱異
字は季文。朱桓の子。陸抗、丁奉らと共に対魏戦線で活躍。孫権に「肝が据わった男」と評された
歩闡(ほせん)
字は仲思。呉将・歩隲の子。父祖伝来の領地を突如、呉帝・孫晧に召し上げられる。讒禍を恐れて反旗を翻し、晋への投降を選ぶ
賀斉(がせい)
字は公苗。孫策・孫権に仕えた猛将。とても派手好きで、豪華絢爛な装飾を施した武具軍装を纏い敵の度肝を抜いた
袁姫
袁術の娘。父の没落後、孫策に保護される。品行方正で誠実な人柄だったため、孫呉の人々に受け入れられた
諸葛恪
字は元遜。諸葛瑾の子。諸葛亮の甥。幼少の頃より才智に優れたが、傲岸不遜な性格に難があった
陳武
字は子烈。武勇に優れる将として孫策、孫権に仕えた。率いる部隊は精兵揃い。周瑜とは旧知の仲
留賛
字は正明。足が不自由だったが兵法を学び、凌統の推挙で孫権軍の将となる。戦う前に髪を振り乱し、大声で歌う
歩騭(ほしつ)
字は子山。歩闡の父。練師の親戚。度量が大きく、博学多才な将として歴戦に従軍する
闞沢(かんたく)
字は徳潤。聡明な博学の士。その英知で孫権の信頼も厚く、策謀と弁舌で活躍する
董襲
字は元代。身の丈八尺の猛将。孫策、孫権に仕え、水軍を指揮して活躍した。虞翻とは親友の仲
全琮(ぜんそう)
字は子璜。孫魯班の夫。孫呉の重臣として歴戦に従軍する。温厚恭順で謙虚な性格
呂拠
字は世議。呂範の子。優れた軍事的才能を持つ指揮官。丁奉らと共に対魏戦線で活躍
吾彦(ごげん)
字は士則。猛獣を素手で仕留めた勇猛な将。才智にも優れ、陸抗に抜擢される。孫呉滅亡の折も孤軍奮闘した
張悌(ちょうてい)
字は巨先。才智に長けた孫晧の軍師。晋の侵攻にも堂々と対し、孫呉への忠義を全うした
※個人の考えです。
誤り、抜け漏れなど御座いましたら申し訳ありません。
こんな人もいるよ!とコメントを頂けましたら、恐れながら追記などもさせて頂きたいと考えています。
②(蜀晋編)へ続く
【更新履歴】
・文欽、毌丘倹、王凌、何晏、夏侯玄を晋から魏に移動(2019.2/12)
・勢力毎の所感を追加(2019.2/12)
・魏に曹髦、崔氏、王経、馬遵を追加(2019.2/12)
・各武将毎の所感を一部追加(2019.2/12)
・呉に顧雍、徐氏、孫翊、劉氏、朱異、歩闡、賀斉、袁姫、諸葛恪を追加(2019.2/13)
・魏に曹純、夏侯恩、陳羣、楊脩、丁夫人、辛毗、華歆を追加(2019.2/15)
・呉に陳武、留賛、歩騭、闞沢、董襲、全琮、呂拠、吾彦、張悌を追加(2019.2/15)
・魏に馬鈞を追加(2019.2/18)