伏水藏
朝、早く起きて幼児と遊び、鮭と小松菜とケチャップのお粥を食べさせたら御満悦であった。
子がディ.ズlニー.英語シ.ステムのバニー🐰とフロギー🐸を見て夢中になってる隙に妻と共に家事万事分担して完了し、支度して外出をした。
【ゲーム】
休み。
【模型製作】
■楚平王デビルガンダム
昨夜完成したので撮影会しTwitterガンプラアカウントにて投稿、現在のべ85ふぁぼを賜わる。
またガンプラまとめサイトGUNSTAさんへ投稿しデイリーランキングに載せて頂いた。
趣味で製作し歴史的モチーフを表現した創作物に理解を示してもらえる事は大変嬉しく感じる。
ありがとうございました。
【酒】
天下の名水・伏水(ふしみず)が湧く全国有数の酒処、京都伏見の街を久しぶりに訪れた。
カッパカントリーで高名な黄桜酒造社が誇る日本酒🍶およびクラフトビール🍺醸造の聖地「伏水藏(ふしみぐら)」を見学した。
数多くの酒蔵が林立する伏見の激戦区において、黄桜酒造は伝統的日本酒醸造の技術を活用しクラフトビール分野を開拓、今や京都の地ビール界において確固たる地位を築いている。
特に清酒酵母で醸造した蔵仕込みエールビールは香り高い吟醸の風味を感ぜられて絶品美味のため普段からよく常飲している。
試飲もさせて頂きおみやげにビール🍺日本酒🍶を数瓶購入した。
妻は強烈などぶろくをゴクリと飲んでいた。
伏水藏がある中書島の地は、川に囲まれた低地にかつて島だった名残を感じさせる。
中書とは唐名で、日本では律令制度の官職・中務(なかつかさ)省を指す。
安土桃山時代との名に象徴されるよう太閤豊臣秀吉が桃山・伏見城にて政務を執り行った頃、中書島の地には賤ヶ岳七本槍の一人で後の伊予国大洲藩主・脇坂中務少輔安治が屋敷を構えた。
中務少輔様、すなわち中書様の御屋敷がある島との事で中書島の名が定着したという。
また鳥料理の名店、鳥せい本店🐤にてとりお造りと日本酒・神聖の純米吟醸と生搾り原酒とを堪能した。
鳥せい本店が居を構える年季の入った建物は山本本家、銘酒神聖の蔵元であるから直営の鮮度、原酒の豊潤なる香味たるや、伏見!
【読書】
『山海経(せんがいきょう)』
古代中国の地理書。
動物植物幻獣妖怪神話に至るまで広範で豊富な内容が記せられている。
以前中国の妖怪について調べた事があったが、大変数多くの中国妖怪の出典がこの『山海経』であった。
中国神話として現在に伝わる諸説もこの書を由来とする事が非常に多い。
また日本の妖怪分類史上に絶大な影響を刻んだ江戸時代の妖怪絵師・鳥山石燕の諸々絵巻においても、日本古来伝わる妖怪の漢字表記を『山海経』に依る神獣に託する物が多々存在する。
ずっと読みたかったけど昨日図書館で借りてきたので読み始めた。
現存のテキストは晋代の学者・郭璞(かくはく)による。
書自体は古代戦国時代から秦、漢代にかけて徐々に成立したものと考えられているが、当時からそのブチ飛んだ内容は迷信幻想の類いと思われてたらしい。
郭璞いわく「世の人は事物、出典が『山海経』と知るや荒唐無稽として見向きもせぬ。
だが何が真実で何が偽りか、真実と思う事が実は偽りで偽りと思う事が本当は真実という事など無数にある。
『山海経』はこのままでは妄信の類いとして歴史に埋もれ忘れ去られてしまう、だが夏殷周秦漢魏晋と脈々と受け継がれてきたその内容は貴重な遺産であり、我々はこれを後世の人々に残さねばならぬ(意)」との確たる信念を以って、奇書『山海経』を整理し註を附して残したという。
郭璞、字は景純、偉なる大賢人なりヤンありがとうございます。
この郭璞註序文および図版を全て閲覧した上で本編南山経を十数頁ほど読み進めた。
帰宅後、幼児に夜飯を食べさせお風呂に入った。
幼児は物を掴んでわざと落とし、拾ってあげると大爆笑する、永遠に繰り返してみせるが永遠に大爆笑しとる疲れたらしく眠った。
おやすみ!
これからおみやげビール一瓶ほど空けようと思うが日記本文長くなってしまったのでそちらは省略する。
本日は久々に酒造巡りして楽しく過ごす事が出来たが提案し同行してくれた妻、そしてベビーカーに乗って一日中付き合ってくれた幼児に心から感謝申し上げる。
終わり