李斯溷鼠
朝7:37起床、寝ぼけている幼児に手を振ると笑顔で振り返してくれた。
抱っこ等して交流の時間を得た。
朝食はタマゴサンド、出勤、仕事9:00~18:00。
昼食はスープ春雨(スパイシーカレー味)。
【ゲーム】
■キングダムセブンフラッグス
幼児の頬っぺたでタップし印を割ったところ、ピックアップ中の★6開眼武将・李斯が飛び出た(排出率1.360%)。
グッジョブ!!
姓は李、名は斯、字は通古、楚国上蔡の人。
法家思想を究めし大文官、秦王・嬴政に仕えた同時代を代表する偉人。
『キングダム』作中では初め呂不韋四柱の一角として登場し(史実でも「性悪説」で有名な儒家・荀子の下で学んだ後、呂不韋の食客として秦国に入る)、"法の化物"の異名を取る。
五百年の大戦争時代・春秋戦国の乱世を一統すべく嬴政(後の始皇帝)が最も重視した政策は”法”による統治の徹底であった。
必然、厳格な法律秩序あらゆる知識体系を修めて来た李斯の頭脳が、秦国の内政面において非常に重要な役割を担う事になる。
ところで法治国家とは、現代でこそ国の根幹たる大前提として語られるが古代中国ではそうでなかった。
聖帝・堯舜禹、夏殷周王朝と古来"徳"を有する統治者が天命を受けて民に仁愛を施す徳治主義こそ、孔子を祖とする儒学家が目指した理想的政治社会である。
しかし周王室の威光が衰えた戦国乱世において、徳治は廃れ世は渾沌を極め、王侯は私利私欲を剥き出し泥沼の内乱・他国を侵略して民は苦しみ、孔子の説いた仁などどこ吹く風よの惨状である。
この混迷の時代に"諸子百家"と呼ばれる多種多様な主義思想が繚乱し、中国文化の発展に寄与した事は乱世の奇利とも言えようが、その一派として法家も勃興した。
法家は、儒家の説く徳治とは対照的に厳格な法律の徹底による国家運営の思想を説く、代表的人物に韓の韓非子、秦の商鞅そして李斯がいる。
最近読んでる本は南方熊楠の『十二支考』で最終章「鼠に関する民俗と信念」をもうすぐ読了せむという所だが、ネズミに関連して、若き日の李斯に纏わる以下のような逸話がある。
李斯は初め地方の小役人に過ぎなかった。
これが己の才覚に相応しい活躍の場と言えるべくもない、「私の居るべき場所はここではない」そんな悶々たる思いがあったのであろうか(気持ちはわかる)。
ある時、便所に棲むネズミを見た。
常に人や犬の姿に脅え、汚物を喰らうみすぼらしい様。
また兵糧庫でもネズミを見た。
こちらは穀物をたらふく食べて、人や犬の心配もなく悠々自適と暮らしている。
李斯は痛感した。
「人間の才不才とてネズミと同じ、己の居る環境が全てだ。」
こうして李斯は決意して仕事を辞め、儒家・荀子の門を叩いて学業に邁進、第二の人生を歩む事となる。
より良い環境に自分の身を置いて参らんと志すは常に心掛けと致したいところ。
【読書】
■原泰久『キングダム』56巻
神巻!!!
北条一族、万歳!!!
■南方熊楠『十二支考』「鼠に関する民俗と信念」
ガネサはネズミきらい🐘🙅♂️🐭
【模型製作】
昨夜完成して撮影会実施し各所にアップロードしたSDガンダムのオリジナル設定『春秋戦国伝』呂不韋アルヴァアロン。
Twitterガンプラアカウントにてのべ20RT65ふぁぼを賜わった。
また某大手ガンプラ投稿サイトにてデイリーランキング5位にまで取り上げて頂けた。
とても嬉しく思います、ありがとうございました。
次期製作は田単ヘルムヴィーゲか、三国創傑伝の司馬懿デスティニーガンダム予定。
半年間、月に2作品ペースで製作しているが今月はアルヴァアロン意外と時間掛かって月も半ばを越えてしまった。
田単ヘルムヴィーゲはSD素体が無くデザインから取り組む必要があり10日間ではとても完成しないだろうから、とりあえず司馬懿デスティニーを挟んで月末までに綺麗に組み上げる事を目標とする方針かも。
今週末に新発売する徐晃ガンダムデスサイズも大変気になるがガンダムベース東京限定発売のため例の如く調達に難儀しそう。
【酒】
休み。
退社後は病院へ寄って妻子と合流。
帰路、海外輸入食品など豊富なバリエーション店内に取り揃えてて楽しいKALDIコーヒー店にて買い物して帰宅した。
夕飯は酸辣湯麺、香菜(パクチー/コリアンダー)を添えてスッパカラ美味!
宇治の中華料理名店・三国志で絶品酸辣湯麺を食べて感動して以来自分の中で空前の酸辣湯ブームが到来している、隙あらば各メーカーの酸辣湯食べ比べ在宅で再現可能な限りより美味しい酸辣湯求めて研究して参りたい。
鬼滅の刃アニメを見た、柱は声優が豪華。
幼児と一緒にお風呂入って遊んだ。
風呂上がり髪を乾かしていたらiPhoneを勝手に操作しツイートしおったワイ、器用丸。
茶を飲み少し読書してから寝る予定。
終わり