三国志

 

朝8時頃起床、幼児は珍しく少し遅くまで寝てたので家事洗濯掃除など済ませた。

妻は朝から用事があって大阪へ、こちらは幼児に離乳食与えた後支度して一緒に外出、京都府宇治市を訪れた。

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中華料理の名店・三国志

昨夜共に飲み語らった大学時代の友人二人と再び合流して念願の来店を果たした。

大人気盛況にて30分ほど行列に並んだが、三辛酸辣湯麺の香菜添えの絶品美味たるや完璧だった。

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思い描いていた中華料理の極み。

香菜(パクチー)をトッピングで追加したのは「合うんじゃない??」との思い付きであったが、まじでめちゃくちゃ合って最高だったよ後々よく見たらオススメの食べ方と記載されていたから大正解を選んだ。

四川風麻婆豆腐も至極の逸品。

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三国志要素はそこまで多くなかったが、料理のハイクオリティが凄まじく手堅い名店間違いなし素晴らしかった。

ありがとうございました。

 

 

昼食後京都市へ帰還、友人の一人は関東から遥々来訪のため新幹線の改札までお見送りした。

少し早いがそのまま解散し夕方には帰宅、幼児と二人で遊んだり昼寝したりのんびりと過ごした。

 

 

【ゲーム】

休み。

 

 

【読書】

太田牛一信長公記

弟・勘十郎信行ら打倒し尾張国を掌握しつつある上総介信長であったが、最大の危機が訪れる!

すなわち駿河国はじめ東海道五ヶ国に君臨する不世出の大大名・今川治部大輔義元率いる四万五千の軍勢が侵攻を開始したのだ。

この時の織田軍の絶望的戦況たるや筆舌尽くし難い、が信長の決断は果敢にして異例にして傑出していた。

桶狭間の合戦である。

信長公記』には、出陣前に信長が幸若舞『敦盛』(人間五十年、下天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなりの句で有名)を舞ったあと僅か五騎のみ率いて先駆ける様が躍動感伴う描写で鮮烈に書かれる、熱田神宮で戦勝祈願し二千の兵を集めると、折しも天命の豪雨が降り注ぎ織田方の進軍を隠匿せしめ、起死回生の奇襲攻撃は最大威力発揮し今川本陣を蹂躙した。

信長の馬廻り衆・毛利新介良勝が治部大輔義元の首を討ち取った。

享年四十二。

 

今川義元、ひと昔前まで桶狭間での敗死と公家文化重んじた風をマイナスイメージにて描かれマロまゆ凡愚キャラ印象強かったが実像は全く異なる、内政の才覚辣腕振るい戦国時代屈指の傑物で、東国最古の分国法「今川仮名目録」追加二十一条を以って初めて"戦国大名"たる地位を確立せし業績は紛う事なき「海道一の弓取り」、覇者として日ノ本に君臨した。

ただ軍事に関しては家督継承戦争時から仕えた重臣「黒衣の宰相」太原崇孚雪斎(戦国三大軍師の一角、他二名は関東の雄・後北条一族五代に仕えた北条幻庵宗哲と、甲斐の虎・武田大膳大夫晴信が摩利支天・山本菅助某あたりか)の武功随一であったものの桶狭間を待たず逝去しており、これも遠因と指摘されるだろう。

2007年大河ドラマ風林火山』では谷原章介氏が今川大公を演じ、従来のイメージ覆す理知的聡明さで一世を風靡したものだ、同年より連載開始した戦国漫画の金字塔・宮下英樹センゴク外伝 桶狭間戦記』でも主人公格としてその才智英明なる様が堂々描かれ、この辺りから世間一般的な人々からの評価も変革召されたよう感じる。

マロまゆイメージ鉄板を貫いてた戦国無双シリーズにおいても、近年新たな描写として普段は蹴鞠に興ずるのほほんとした御仁ながら極めて重要な局面で突如ドスの効いた低声恐ろし過ぎる豹変ぷり、あなや平素の様は世を欺く仮の姿で、本性は海千山千戦国大名のそれであったかとプレイヤー界隈を震撼させた(しかし次のシーンではコロリとマロに戻り、声を聞いた徳川家康井伊直政の心の中に生じた妄像かあるいは幻聴か?と核心をぼかす演出もまた絶妙に上手い)。

 

「人間五十年〜」で有名な『敦盛』とは、主に室町期に流行した曲舞のスタイル(現代も重要無形民俗文化財)「幸若舞」の演目の一つで、源平合戦期の平家方の若き将・平敦盛にまつわる譚。

平家物語』『吾妻鑑』によれば治承八年、源九郎判官義経麾下七十騎鵯越の逆落としにて平家方を壊乱せしめた一ノ谷大合戦の折、浜辺に逃げ寄せ退却船で敗走せむ平氏軍の中に清盛入道の甥・経盛が子・敦盛の姿もあった。

敦盛は笛の名手。

弱冠十六歳の若者である。

慌てて退却せし折に愛用の笛を忘れ、取りに戻ってしまったが為に再び騎馬で浜へ駆けた時には舟は渚、懸命に逃げ延びんと欲すも虚しく源氏方に追い付かれる。

源氏の将・熊谷次郎直実は、鎧甲冑堂々たる敦盛の背を見るや手柄を挙げんと果敢に一騎討ちを挑む、敦盛はじめ応じぬが死地囲まれてもはやこれまで、抜刀し一騎討ちに応じた。

が百戦錬磨の武士・直実に敵うべくもなく敗れて頭垂れる、いざ首を討たんと見るに紅顔の若造。

聞けば数え十六歳と言う、直実は同じ十六の息子を戦で亡くしており、憐憫の情この若武者の首を刎ねるを惜しみ躊躇った。

だがこれを討たねば周りに見る友軍諸将ら「二心ありや」「平家に通じておるのか」と疑われ、乱世の宿命、やむにやまれず、ついに敦盛の首を討った。

 

戦後、世の無常儚さ虚しさを覚えた直実は武士を辞め出家して僧となり、その段に「人間五十年〜」の句が読まれている。

織田信長は好んで『敦盛』を舞ったと伝わる(『信長公記』)。

 

 

【模型製作】

サフ→金

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とても驚き嬉しい事があった。

先月製作したSD春秋戦国伝オリジナル武将・孫臏ジオングについて、ガンダムシリーズFateシリーズ等のシナリオを手掛ける高名な脚本家・小太刀右京氏が自身のTwitterアカウントにて言及して下さったのだ。

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感動とまで言ってもらえて製作者冥利に尽きる、感無量びっくりやら嬉しいやらで本当に心から感謝申し上げます。

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小太刀さん執筆された作品は家に数冊所蔵している緻密な設定を説得力ある展開で表現される筆致の巧みさたるや大ファンです。

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伍子胥シャイニングのオリジナル設定にも深い理解に満ちたコメントを下さって、本当にガンプラ作ってて良かったな〜〜と感慨深い気持ちだ。

本の帯にあるプロフィール拝見させて頂いたところ初めて触れたガンダム作品がSD戦国伝とあるのでお好きな御様子だ、愛のある御方に作品ご覧頂けて嬉しかった。

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【酒】

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冷えてる。

 

 

 

夕飯はうどん。

鬼滅の刃アニメを見た。泣けた。

 

幼児と遊んで、お風呂入ったのち寝かし付け。

部屋のカーテンを新しくしたら雰囲気穏やかになり良い感じ。

 

 

終わり