銀閣寺
朝6:37起床、幼児に離乳食を与えた。
朝食は黒糖コッペパンとコーヒー。
家事洗濯掃除等して昼食は柚子塩ラーメン、支度して外出した。
銀閣寺を訪れた。
家からバスで30分程。
東山慈照寺いわゆる銀閣寺とは、足利将軍八代義政公が造営した簡素枯淡の美の極致、東山文化を代表する建築物として世界遺産「古都京都の文化財」の一柱を担うとは日本史の教科書に太字で書かれるほど有名だが、銀色ではない。
これは足利将軍全盛期三代義満公の雅美絢爛なる北山文化・鹿苑寺金閣の堂々たる威容に対し、戦乱の混迷に翻弄された悲劇の将軍義政公その苦悩と葛藤から芸術文化に傾倒した侘び寂びの世界、二つの相反する時代の象徴たる両寺院を対比して後世の人々は金閣寺に対する銀閣寺との名を慈照寺に冠したとされる(諸説あり)。
わかりやすく豪華な金閣寺の楼とは対照的に、銀閣寺の楼は銀色じゃないし質素で渋い。
その真髄とは庭園にあり、東山の豊かな自然と調和した枯山水の庭こそ洗練極まれり美の境地とされる。
妻にどうして銀閣寺と呼ぶか知ってる?と聞いたら「冬の雪景色に佇む楼が白銀に見えたから?」と答えて「は〜〜〜何それ素敵かよ」との会話があったように冬もとても綺麗だ、そして何より秋、紅葉全盛の一面彩り鮮やかなる景色は絶美極まる。
今はまだ時期早く、それでも少し色付き始めていたが、あと二週間ほど経てば京都の秋を象徴する絶景が広がるだろう。
【酒】
今月は禁酒月間と言ったが、一日で終わった。
銀閣寺に隣接する琵琶湖疏水沿いの散歩道は豊かな木々が茂り、称して哲学の道(明治期から文豪や哲学者が好んで思索に耽った事から)と呼ばれる名所だが、景観を一望しながら京都醸造所のクラフトビール"一期一会"が飲める機会を眼前にやむを得ず、逃せなんだ。
上品なフルーティとホップの苦味が効いて見事にまとめられたクラフトビール作品、晴天にも恵まれ至福なりヤン秋の京都を感じた。
【読書】
中川太古訳、新人物文庫版。
首の巻三十頁ほど読み進めた。
大変わかりやすく読みやすくて面白い。
引き続き軽快に読んで参りたい。
銀閣寺道に佇むおしゃれなカフェに入って幼児も寝たので1時間ほど読書して過ごした。
【酒】
さて本日二回目となる【酒】項目だが中国を代表する銘・青島(チンタオ)ビールを頂いた。
帰り道、上終(かみはて)町の絶品中華料理店・駱駝🐪にて夕食、四川風麻婆豆腐と麻辣麺。
四川の熱風吹き荒ぶ山椒花椒とりどりのブチ香辛たるや火の如し。
激辛!かつ大変美味しくて完食したよハイクオリティまた来店させて頂きたい、次はよだれ鶏と青椒肉絲など食べたいな。
禁酒は、無理だ。
人間無理は良くない、でも開き直ってやりたい放題するわけでもない。
完璧主義とは頓挫するもの、儒の大家・孔子曰く「中庸の徳たるやそれ至れるかな」との通り何事も程々が大切、バランスを取る事だ。
つまり禁酒と断じたのがそもそもの誤りで、撤回させて頂き、減酒月間と改める。
【模型製作】
SDガンダム三国創傑伝
帰宅後、幼児をお風呂に入れて寝かし付け。
今日は一日観光し楽しく過ごす事が出来た提案・同行してくれた妻と、ずっとベビーカー抱っこ紐で付き合ってくれた幼児に心から感謝申し上げる。
終わり