スイ
朝少し早く起き幼児と存分に触れ合う時間を得た。
朝食はシスコーン(チョコ味)。
出勤、仕事9:00~18:00。
昼食はスープ春雨(シーフード味)。
【ゲーム】
◾️妖怪三国志 国盗りウォーズ
金貨注ぎ込みダークコマーの紹介状チャレンジ!
ともだち率バフ全凸で2回目にて獲得した。
デイリー無料ガチャで将星ぬらりひょん。
国盗り戦は圧倒的優勢、今夜0時に決着だが多分1位だろう。
ありがとうございました。
◾️キングダムセブンフラッグス
配布印で★6武将・廉頗将軍を引いた(2人目)。
趙国旧三大天とは作中で廉頗、藺相如、趙奢の三傑と描かれる(新三大天は李牧、龐煖、司馬尚)。
廉頗将軍は本編ブチリブチ出でてブチ暴れ無双してるので(上載画像の如し)言わずもがな、藺相如も最近よく回想で出て来るね智謀と勇敢さ傑出し単身で秦の昭襄王と六大将軍の本拠へ乗り込んで命懸けの舌先三寸にて大志果たして生還せり、廉頗将軍との刎頸の友誼も熱い。
ところが趙奢、上記二人に比べて影が薄いキングダム本編でもマント羽織った堂々たる後ろ姿だけ一瞬登場するに過ぎず武勲も語られない。
司馬遷『史記』廉頗藺相如列伝にて附記される馬服君・趙奢の事蹟が詳しく、特に前269年閼与(あつよ)の戦いで秦軍を撃破した大活躍が描かれる。
廉頗、藺相如、趙奢。
上卿として同格に並び立ち、この三将が君臨する限り趙国は盤石、天下の虎狼・秦国も容易に手を出す事が出来なかったらしい。
三大天の着想は明確に『史記』廉頗藺相如列伝の記述から採られたものであろう(アニメ版キングダムの"大天旗"は尊崇と歓声に満ちて上げられるが字体が致命的にダサい)。
スーパーの天ぷら特売ポップか?
さて、閼与の戦いで趙奢に敗れた秦の大将は公孫胡易、キングダムでは六将の一角・胡易将軍。
なんでも軍師キャラで、他五大将軍への全体戦略指揮を執った事から実質六将を動かしていた人と持ち上げられている。
この胡易が実力を認めた人物こそ王翦将軍だったというから、現在連載中の秦vs趙、総大将・王翦vs李牧が閼与の地を巡り争うという構図はかつて師・胡易が旧三大天・趙奢に敗北したそのリベンジマッチの様相を呈している感じだ。
【読書】
南方熊楠『十二支考』
◾️「蛇に関する民俗と伝説」
三十頁ほど進め読了。
人間が蛇に化する事、古今東西甚だ多し。
私の地元だと秋田県大潟村の八郎太郎伝説で大蛇(龍神)になったり。
特に失恋の極み少女が蛇になった最も顕著なは紀州道成寺に伝わる清姫伝説であろうと、熊楠先生は紀伊國牟婁郡(和歌山県田辺市)に定住するところ地元の奇譚だ。
清姫伝説は近年ではFate/Grand Orderのサーヴァントとして参戦し其のバーサーカーぷり有名である、一種の妖蛇。
また『古事記』に足名椎(あしなつち)手名椎(てなつち)夫妻のあるは、例の如く野椎(のづち)蛟(みづち)など、蛇の尊称らしきより推せば足名椎手名椎は蛇神、蛇の手足無きを号したものとの事、名は体表すとは奥深いと感心した。
アラビアの回教徒は無毒の蛇肉を炙りてレモンや塩や胡椒等を振り掛け喰らうという。
臭い消しに炙る前、肉をやや久しく酢に漬け置くべし味は鰻に優るとも劣りはせんと(ピエロチの『パレスチン風俗口碑記』)、私も普段晩酌の肴にKALDI産レモンペッパー、岩塩胡椒にポッカレモンなど少々掛けて肉類食すので、わかる。
特に胡椒は謎肉を食すに必須だ、昔東南アジア密林の奥地の村で一週間過ごした時、くっせえ魚醤に浸された奇怪な肉を喰わねばならぬ時、これに胡椒さえあれば、胡椒さえあれば臭みが消えて何でも食えるのに、今度から海外渡航時は必ず胡椒を携行せむと決意した。
◾️「馬に関する民俗と伝説」
蛇に引き続き馬の篇。
十数頁ほど進めた。
十二支考と言っても動物によって古今の譚に偏りがあり、羊は東洋に産ぜず譚少なし猿の伝説は頗る多し、逆に西洋世界に羊の説話多く猿の少なし。
そのところ馬は、洋の東西問わず有史以来戦争で最も重用されてきた動物で算に能わぬ程多く説溢れると言う。
呂布、字を奉先の赤兎、項籍、字を羽の烏騅、アレキサンドロス大王のブケファラス、前田慶次郎利益の松風、加藤主計頭清正の帝釈栗毛等々歴史上に名馬も数多く思い当たる。
ところで熊楠先生曰く「昔は人、毎(つね)に必ず畜生に勝るてふ法権上の理解もなかった」とは大切な概念だ。
人が万物の霊長と思い上がる所は神話伝説世界を考察する上で常識的ではない。
最近人類は産めよ増やせよ地に満ちよと多すぎるが、個体数で言ったら蟻や魚の方が多い、『ジョジョの奇妙な冒険』二部~戦闘潮流~において人智を超越した柱の男達の寿命は長く個体は少ない、これは人間より上等で個体数を増やす必要ないから、究極生命体的には単一の個体が永続すれば良いとする解説はしっくり来た。
かつてエデンを追放された人類は智恵の実を食べて不死性を喪失し、しかし個に目覚め生殖で増える、対極にある生命の実を食べた使徒(ANGEL)達は不死かつ単一個体である世界観『新世紀エヴァンゲリオン』等で描かれるように馴染み深いが、原始死生観・人類神話に共通する普遍的な構図でありJ.G.フレイザーが唱えたバナナ型神話というやつだ。
王道歴史小説ドラマチック活劇ロマン。
すらすら六十頁ほど進め第二章読了、面白い。
漢代の西域世界、匈奴と抗争する情景はまずやはり中島敦の傑作『李陵』を思い浮かべるが、北方謙三も高校生の頃これを読んでめちゃくちゃ影響を受けたらしい、己の筆で長編としてこの世界観を再構築せむと書き始めたという。
見事に踏襲し、躍動感を伴って物語が描かれている読んでて楽しいね。
【模型製作】
ジオング各パーツ塗装中。
【酒】
◾️スイ🐱
さっぱりフルーティ。
◾️印度之青鬼
にげえ〜〜!たまらないね。
数日前の日記でも触れたがIPA、インディア・ペールエールは英国産ペールエールを遥か大海原の向こう植民地インドへ輸送するにあたり防腐剤の役割果たすホップを大量投入せしスタイルで強烈な苦味を有する。
よなよなエール、水曜日のネコ、インドの青鬼の市販クラフトビール三大天はいずれも長野県佐久郡軽井沢の醸造場ヤッホーブルーイング社の逸品。
画一的下面発酵ピルスナーのみ跳梁跋扈す日本ビール業界に新風を巻き起こすべくクラフトビールに特化して様々な醸造スタイルを新提案し市場を席巻、確固たる地位を築く。
今やビール業界大手4社(アサヒ、麒麟、サントリー、札幌)、沖縄オリオンに次ぐ第6位まで登り詰めている。
2026年、酒税法は改正されビール類の税率が統一される。
上記大手の主戦力として久しく税率の安価から重宝されてきた発泡酒・第三のビールは市場から淘汰され衰亡の一途を辿るだろう。
日本のビール業界は大きな変革を迎える。
これからは、原料や製法にこだわり豊かなバリエーションで魅せるクラフトビールの時代が到来するだろう。
そうなれば日本有数のクラフトビール醸造社として一躍天下に雄飛するはヤッホーブルーイング社に他ならない。
大日本麦酒以来現代に至るまでの麦酒界四強支配体制は、崩れる。
先見の予想として一応ここに留めおく、どうなるかわからんけどね。
帰宅後、のんびり幼児と遊んで夜ご飯食べ、一緒にお風呂入った。
先週プールに入って水遊びして以来、お風呂で泣かなくなった、水に慣れたらしく手でパシャパシャ水面を叩き飛沫が顔面に掛かるのを喜んで笑っている。
子の成長は早い。
「ぴゃ~~~!(pietà)」と叫んで私の鼻を掴んで引っ張る遊びが主流。
「あんぎゃ」「んがんが」「あっはん」等、喃語のバリエーションも豊富だし言葉しゃべり始める日も近いかもしれない、楽しみ。
終わり