形
朝6:33起床、幼児を抱っこしたりオギャン泣きを宥めたりした。
朝食は炊き込みご飯。
出勤、仕事9:00~18:00。
昼食はスープ春雨(コーン味噌味)。
【ゲーム】
■妖怪三国志 国盗りウォーズ
青鬼呂布!
妖怪大遠征の争奪戦にて紹介状GETしともだちバフ全凸の1回目でドロップした。
青鬼呂布の他、赤鬼呂布、黒鬼呂布、山吹鬼項羽とカラーバリエーションがある。
青鬼といえば昨今夢中なのはインドの青鬼だ、24缶ケースで常備し専用グラスを購入しようかしらと思うくらい。
【読書】
■菊池寛『形』
出典を江戸期成立した戦国武将の逸話集『常山紀談』に依る短編。
三好修理大夫長慶が家臣・松山新介重治麾下の勇将・中村新兵衛某とやら、たびたび武功を顕わしければ「槍中村」と号し武者共の棟梁と相成った。
その戦装束は猩々緋羽織に唐冠金纓兜の華やかなれば、敵兵これを見て「すわや例の猩々緋よ!」「唐冠よ!」とて戦わざる先に敗して敢えて向かい近付く者無し。
ある時、強いてこの装束を所望する人ありて中村これを与える。
後、中村再び戦場へ臨むが上の装束では無い、地味な雑兵姿。
されど我が槍天下無双とて敵兵をバッサバッサと数多屠るが、敵兵は相手が中村と知らぬから恐れを知らず次々と襲い掛かり、奮戦虚しくついに中村は戦死した。
内実から分離せし外形の影響力たるや甚大なる様を訓示した上述の逸話を、短編ながらドラマチックな躍動感を伴って描く堂々たる大河作品。
国語の教科書にも載ってるから有名なお話だ、『常山紀談』は戦国武将を扱いつつもこうした痛烈豪快な説話逸話好んで収録されるとの事で、史書というより読み物として面白い所ありまた原典に当たってみようと思う。
■南方熊楠『十二支考』「犬に関する伝説」
四十頁ほど読み進めた。
上述の中村新兵衛某の譚、実は本篇に挙げられてて確かに見憶えあり何だったっけと調べて菊池寛先生の作品をインターネット上の電子図書館・青空文庫にて閲覧したという顛末だ。
青空文庫は周知せらる通り著作権消失した書物を中心にテキスト保存されるボランティアサイトで特に明治~昭和前期の文豪の名著など読み放題で素晴らしい。
個人的にはKindle等の電子書籍は縦書き横めくりながらも文章スクロール出来ず固定されるので何か性に合わず読みづらい、横書き縦スクロールで縦横自在に行き来できるこちらのフォーマットの方が読みやすく、素晴らしい事業を本当にありがとうございます恩恵に浴しております。
さて『常山紀談』の譚、こちらは熊楠先生によると類似の説話が本邦前史支那印度に有り。
鎌倉時代の説話集『続古事談』に曰く、漢の劉向撰『説苑』を引いて以下の通り。
春秋時代、呉王が人民に混ざって酒を飲もうとするのを将・伍子胥が諫めた。
曰く「昔、白竜が淵に下り化して魚の姿で遊んだのを漁師が射ちました。
白竜天に上って訴えると、天帝その時汝は何の形をしていたかと問い、自分は魚の形をしていましたと言うを聞き魚はもとより人の射るべきものだから、漁師に罪無しと判じたのです。
魚の形をせなんだら漁師に白竜は射られぬはず、今王も万乗の位を棄て布衣の士と酒を飲まば、臣その漁師の患いあらんを恐れます。」
と言ったので王すなわち辞めた、と。
また鎌倉中期の教訓集『十訓抄』に「神通自在の天狗が鳶に化けて小児に縛り打たれた話あり」とも挙げる。
インドの説話は『根本説一切有部毘奈耶破僧事』より引かれるが長い話なのでここには詳細言及せぬが、何だかバーフバリみたいなお話だった、王を讃えよ!
ちなみに『説苑』の撰者として劉向の名を挙げたが『戦国策』はじめ『列女伝』『列仙伝』等の有名な古典も全て劉向の撰だ。
姓は劉、名は向、字は子政。
漢の宗室の血筋にして文章の才に秀でた学者、時代の奔流にて外戚・宦官の弊害を説くが佞臣跋扈す宮中に粛清を受け同志は自死、左遷、自身は投獄の身となり不遇の時を過ごす。
やがて新帝即位の折り復職するが、以降、数多くの著作を撰して上古の名君名臣の姿を描き、これら文物を帝に奏上する事で現政権の腐敗を諫めたという。
信念を以って多くの著作を残した文筆の雄であった。
【模型製作】
SDガンダム史上屈指の色分け成型を謳う三国創傑伝中他に類を見ぬ色分けてない、筆塗り地獄が待ち受けているゾイ。
【酒】
スイ🐱
風呂上がりにやる予定。
その後妻子と合流のち通院し、21時頃帰宅。
幼児今日は一日外出お疲れ丸、遅くなってソーリィこのまますとんと寝るだろう。
夕食はにゅうめん。
終わり