三國無双未参戦武将大全③(他編)
三國無双に未参戦でPC化し得るのではないだろうかと思われる武将をまとめたメモ
※人選、順序、所属勢力は個人の考えです
【所感】
長年に渡り他勢力のキャラは一定で、全くと言っていいほど変化が無かった。しかし近年、陳宮や呂玲綺の参戦による呂布軍の充実、華雄や袁術、董白らの参戦で一気に動きが生じている。
華雄クラスの存在が参戦できた実績は非常に大きい。これなら袁紹軍の顔良や文醜はじめ、各勢力のトップ以外にも名のある武将には参戦の道が開かれたように感じる。
また袁術の参戦も、新たな独立勢力枠の参戦実績として大きな一手になったのでないだろうか。今後は馬騰や公孫讃、張魯などにも十分な可能性を見出せるように思う。
左慈のようにポツンと単独での参戦も有り得て、これには華佗や禰衡など個性的な人物が多い。
これら全てを鑑みるところ、他勢力の未参戦武将には枚挙に暇がない。
黄 (黄巾党)
張梁(ちょうりょう)
董 (董卓軍)
董卓の軍師。冷酷で狡猾、極悪非道の謀略を駆使して董卓の恐怖政治を支える
李傕(りかく)
字は稚然。董卓の死後、呂布を破って長安を奪還した。漢室を掌握し一時は天下の覇権を得る。郭汜とは親友で、賈詡の元上司
郭汜(かくし)
字は阿多。剛勇の士。李傕と仲良しで共に行動する
董卓軍の名将。反董卓連合との戦いでは李儒と共に曹操を破り、さらに孫堅の軍勢を撃破する武功を上げた
胡軫(こしん)
字は文才。武勇に秀でる将だが短気で人望は無い。陽人城の戦いで華雄と共に孫堅と交戦する
呂 (呂布軍)
高順
清廉潔白、寡黙で威厳に満ちた武人。呂布への忠誠心が厚い。率いる部隊は「陥陣営」の異名を取る
魏続
呂布軍八健将の一人。呂布の縁戚で重用されるが、下邳城で宋憲・侯成らと共謀して裏切る。
曹性
呂布軍八健将の一人。勇戦し曹操を追い詰めるが、典韋に撃退される。夏候惇の眼を射抜いた人
袁 (袁紹軍)
袁紹軍の勇士として文醜と並ぶ筆頭武将。白馬の戦いで関羽と戦う
沮授(そじゅ)
袁紹軍の参謀。聡明な才智で権謀術策に秀でるが、献策をことごとく袁紹に無視された。官渡での敗戦を予見する
字は元皓。博学多才な優れた参謀。帝を擁すよう袁紹に献策するが却下され、官渡の敗戦を予見する
郭図(かくと)
字は公則。参謀として袁家に仕える。官渡での決戦戦略について沮授・田豊らと意見が対立した
許攸
字は子遠。袁紹軍の参謀。官渡の戦いで曹操に寝返った。お金大好き
審配(しんぱい)
字は正南。忠烈なる慷慨の士。官渡では郭図と共に方針を見誤るが、衰亡する袁家に最期まで忠義を貫いた
逢紀(ほうき)
字は元図。袁紹旗上げから従う最古参の参謀。審配と仲が悪いが、讒言により窮地に陥った審配の無実を主張して懸命に弁護した
高覧
袁紹軍の勇将。許褚と一騎討ちで互角に渡り合う。官渡では郭図の讒言で粛清されそうになり、張郃と共に曹操に降った
袁譚(えんたん)
字は顕思。袁紹の子。袁煕、袁尚の兄。袁紹が後継を指名せず没したので、父の死後、弟の袁尚と内紛を起こす
袁煕(えんき)
字は顕奕。袁紹の子、袁譚の弟、袁尚の兄。後継者争いに出馬せず、弟の袁尚を庇護する。甄姫の元夫
袁尚(えんしょう)
字は顕甫。袁紹の子。袁譚、袁煕の弟。武勇に優れた美貌の若武者。増長し、兄達を差し置いて父の後継を欲したため内紛を招く
袁 (袁術軍)
紀霊
袁術軍の大将軍。三尖刀の達人で、関羽との一騎討ちで三十合渡り合う。袁術に忠義を尽くした
白波賊出身の武将。はじめ李傕に仕え、後に独立。一時は献帝を保護するが曹操に叛逆し、落ち延びた先で袁術に仕えた。徐晃の元上司
馮方女(ふうほうじょ)
袁術の妻。運命に翻弄された悲劇の人
馬 (馬騰軍)
馬騰(ばとう)
字は寿成。西涼の豪族。子に馬超、馬休、馬鉄ら。朝廷への忠誠に燃える正義の人
字は文約。涼州・関中軍閥の実力者。馬騰・馬超の同盟者として共に曹操に対峙する
字は景升。堂々たる威風、漢室の流れを汲み、有徳の政治家として荊州を治めた。劉備を厚遇して新野を与える。曹操の南下を前に死去
字は徳珪。妹が劉表の妻で、その子・劉琮を立てて台頭した。劉備暗殺計画を目論むが取り逃がす。のち曹操に降伏し、水軍都督として赤壁へ臨む
蒯越(かいえつ)
字は異度。深い智謀を有する名将で、曹操からもその能力を高く評価された。演義では蒯良の弟とされる
蒯良(かいりょう)
字は子柔。劉表に「仁愛と信義を以って民を治むべし」と進言した有徳の士。演義では蒯越の兄
劉表配下の将。孫堅と戦い敗死させた。孫策、孫権とも長らく交戦する。甘寧の元上司
字は季玉。益州を治める群雄。配下に法正や黄権、張任ら有能の将士が多く居たが、優柔不断で劉備の侵攻を招く。領民思いな良い面も評価される
張任(ちょうじん)
劉璋軍の名将。劉備の入蜀に抗戦し、落鳳坡で龐統を討つ。捕縛されるも投降を拒み、主君への忠義を貫いた
漢 (後漢)
劉協
字は伯和。後漢の献帝。聡明さ故に董卓によって擁立された。曹操の庇護を受ける
字は子幹。後漢の将。黄巾討伐で武功を挙げる。儒学者としても有名で、公孫讃・劉備らの学問の師
皇甫嵩(こうほすう)
字は義真。後漢末を代表する名将軍。黄巾討伐で大功を挙げ、清廉な人格で尊敬を集めた
何進(かしん)
字は遂高。漢室の外戚として台頭し大将軍まで昇る。張譲ら十常侍の跋扈を許してしまう。元豚肉屋の店主
何皇后(かこうごう)
後漢・霊帝の皇后。何進の妹。劉弁(少帝)の母。私権増長のために陰謀を巡らし、十常侍の専横を許す
王允(おういん)
字は子師。王佐の才と評される後漢の司徒。董卓の専横を憂い、養女の貂蝉に連環の計を託す
字は文挙。孔子の末裔。英明の誉れ高く博学多才、後漢の臣として政務に当たる。曹操と仲が悪い
他 (その他)
禰衡(でいこう)
太鼓の達人。並外れた才気を有する名士に違いないが、とにかく口が悪く、傲岸不遜で御しがたい人傑。徐晃は豚肉屋、満寵は酒粕屋が似合うと評した
管輅(かんろ)
字は公明。占星術の達人。卓越した卜占で数々の未来予知を行った。魯粛の死、劉備の漢中王即位、夏侯淵の死、司馬懿によるクーデターの成功など、事前の予測を的中させて人々を驚かせた。
公孫讃
字は伯圭。北方の勇将。武略に優れ、精兵を白馬に揃えた「白馬義従」を率いる。劉備とは旧知の学友。趙雲の元上司
字は公祺。五斗米道の教祖。宗教政権を樹立して漢中に君臨する
張繍(ちょうしゅう)
南陽を治める群雄。はじめ董卓の配下であったが、後に独立した。曹操に降伏して宛城に招く。賈詡の元上司
鄒氏(すうし)
張繍の叔母で、未亡人となる。宛城に招かれた曹操に見初められる
張邈(ちょうばく)
字は孟卓。兗州に割拠する群雄。曹操、袁紹とは親友のように仲が良かったが、後に疑心を抱く。陳宮の進言で兗州に呂布を引き入れてしまう
劉繇(りゅうよう)
字は正礼。曲阿を本拠に揚州に割拠した群雄。孫策と交戦する。太史慈の元上司
笮融(さくゆう)
劉繇の配下の将。孫策に矢傷を負わせる。中国大陸における仏教布教の礎を築いた
厳白虎
自称・東呉の徳王。江東に旗上げした孫策と交戦する。
荊州四郡・長沙太守。他の三太守と共に劉備軍に抵抗した。黄忠、魏延の元上司
荊州四郡・桂陽太守。劉備軍に抵抗するが、大敗して降伏した。趙雲と義兄弟の契りを結び、兄嫁で未亡人の樊玉鳳を娶るよう勧める
金旋
字は元機。荊州四郡・武陵太守。他の三太守と共に劉備軍に抵抗するが、唯一戦死する
荊州四郡・零陵太守。他の三太守と共に劉備軍に抵抗する。邢道栄の上司
司馬徽(しばき)
字は徳操。荊州の隠士。水鏡先生。諸葛亮、龐統を伏龍・鳳雛と評す。徐庶の師
字は元化。伝説的名医。曹操、関羽をはじめ三国武将の治療に活躍
樊玉鳳
桂陽太守・趙範の兄の未亡人。桂陽を得た趙雲に対し、趙範は樊玉鳳を娶るよう勧めるが、趙雲は義にもとるとしてあくまでこれを辞した。
趙娥(ちょうが)
魏の龐淯の母。非業の死を遂げた父の復讐を誓い、仇討ちに燃えた烈女
仙 (仙人の皆さん)
于吉(うきつ)
不思議な道術を操る仙人。民心の動揺を危険視した孫策に処刑される。それ以降、幻影となって孫策を苦しめる
南 (南中の皆さん)
兀突骨(ごつとつこつ)
南中烏戈国の王。身の丈十二尺(約280cm)、全身を鱗で覆われている。生きた獣や蛇を食べる。刀も矢も通じない藤甲兵を率いて蜀軍を苦しめた
花鬘(かまん)
孟獲と祝融の娘。母親譲りの武勇に優れる。三国志正史・演義に登場しない架空の人物で、京劇「龍鳳巾」の主役
※個人の考えです。
誤り、抜け漏れなど御座いましたら申し訳ありません。
こんな人もいるよ!とコメントを頂けましたら、恐れながら追記などもさせて頂きたいと考えています。
※現時点で書ききれなかったので追記予定!
【更新履歴】
・他勢力全体の所感を追加(2019.2/12)
・樊玉鳳、何皇后、馮方女、趙娥、厳白虎、鄒氏、張繍を追加(2019.2/13)